Stripeで従量制月次決済 その2【準備編】

毎月、締日の翌日に利用した数量と期間に応じて決済するシステムを作ることになった。

前回の記事はこちら。

Stripeで従量制月次決済 その1【導入編】
Stripe導入の経緯とStripe Connectとはどんなものか、アカウントタイプについてをざっくりと解説。

テスト環境に切り替え

プラットフォームの管理画面右上にあるテスト環境をオンにする。

なにかの拍子に何故かオフになっていることがあるので注意。

決済手段の設定

プラットフォームの管理画面右上にある歯車アイコンをクリック。

設定をクリック。

決済をクリック。

決済手段タブをクリック。

利用可能な決済手段が記載されているので、有効・無効の設定を行う。

連結アカウントの作成とIDの取得

連結アカウントはAPIを使用して登録用URLを発行することができ、システムに組み込むこともできるが、今回はその必要がなかったため手動で登録用URLを発行する。

連結アカウントの作成方法

プラットフォームの管理画面左側のConnectをクリック。

画面右上の作成をクリック。

アカウントのタイプと国名を選択して続行をクリック。

連結アカウント登録用のURLが生成されるので、そのURLを使用して連結アカウントを作成する。
本番では登録用URLを販売者に知らせて、連結アカウントを作成してもらう。

連結アカウント作成の際にビジネスのタイプで法人を選択した場合、法人番号の入力を求められるが、現存する法人番号でないと作成できないので適当な法人番号を見繕って入力すること。

IDの取得方法

プラットフォームの管理画面左側のConnectをクリック。

該当の連結アカウントをクリック。

画面右上。

ここで連結アカウントのIDを取得できる。

APIキーの取得

実装するにあたり、連結アカウントのシークレットキーと公開可能キーが必要になる。

シークレットキーとは

サーバー側でリクエストを認証するためのAPIキー。
シークレットキーを使用するとあらゆるAPIリクエストを実行することができるため、絶対に第三者が閲覧可能な場所に書かないようにすること。

公開可能キーとは

クライアント側で使用するAPIキー。
公開可能キーは名前のとおり、第三者が閲覧しても問題がない。JavaScriptなどのクライアント側のコードで使用する。

プラットフォームのAPIキーの取得方法

プラットフォームの管理画面右上にある開発者をクリック。

APIタブをクリック。

ここで公開可能キーとシークレットキーを取得できる。

連結アカウントのAPIキーの取得方法

連結アカウントの管理画面右上にある開発者をクリック。

以降、プラットフォームのAPIキーの取得方法と同じ。